作品名
「サラダガーデンで野菜パーティー!!」
出展
社・日本造園建設業協会千葉県支部
     
精神的な豊かさを求めて「消費する文化から生産する文化」へと時代が流れている中で、”健康・新鮮”をキーワードとした野菜(果物)づくしの生活から生まれる「緑の文化の遊び方」や「究極の都市生活者流おもてなし術」を提案。100種類以上の野菜や果樹を植栽して、都会のマンションの屋上空間の一画に導入することを想定した。
現在のキッチンガーデンの走りであると自負している。特に子供たちにとってこの空間は新鮮な発見と体験の場となり、大人にとっても忘れかけた感動を呼び戻す風景として、心に残ったのではないだろうか。
たとえば都会の屋上の片隅あたりに美しくデザインされた菜園があってもいいだろう。
それなら安心できる無農薬に限る。時には週末の午後に気の合う仲間を呼んでワイワイ・ガヤガヤと「サラダガーデンで野菜パーティー」なんて言うのも乙なものだと思う。
作品名
「ケアガーデンだから優空間満喫!!」
出展
緑造園土木・株
     
本格的高齢社会の到来に向けて、21世紀の都市型福祉公園のあり方を提案した。高齢者や障害者はもとより、子供や女性まですべての人々が楽しめ、交流できるユニバーサルな視点でつくられたバリアフリーの街角ポケットガーデンである。
全体設計のイメージキーワードを“優しさ”“触合い”“生きがい”とし、「みんながいつでも優しさに触れ合える街角の小さな生きがい空間」を統一メッセージとした。あくまでも使い手の立場で考え、みんなにとって優しい空間が「ケアガーデン」である。
庭をいち早く社会問題として捉え、造園緑化業界に対して、バリアフリーの重要性に一石を投じた話題作であると自負している。
当然このガーデンは町中の“児童公園”の再活性化や病院、老人ホームなどの新しい屋上緑化の提案まで加味したものとなっている。
作品名
「不思議ワクワク元気生みだす庭!!」
出展
京葉ガス・株
     
庭遊びを通して子供たちの“好奇心”と“遊び心”を呼び起こし、“創造力”をかき立てられるような“夢”のある庭を提案した。
最近ではゲーム遊びや塾通いの子供たちが増えて、外で遊ぶ元気な子供が少なくなったようだ。モノや情報がありあふれ、自分で創造する機会も減る一方、忙しい大人も子供に大事なことを伝えることをつい怠ってしまったりで、家族間のコミュニケーションも薄れてきているような気がする。
そこで今一度、庭遊びを通して『未来の元気な子供たち』に夢を与えたいと考えた。設計ポリシーは次の4つである。
1)思わずワクワク楽しくなる、親しみあふれる植栽デザイン・空間構成 
2)”親密性と安心感”、“躍動感と冒険心”を高めるワクワクする空間デザイン 
3)丸石やタイルの素材感や風味を活かしたメルヘンティックな構造物施工 
4)レリーフと自然木を使った、絵画的で物語性のあるゾーニング手法。
 
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